B1、B2など多くの種類があるビタミンB群は、どれも私たちの体づくりにおいて非常に重要な役割を担っています。そのなかでもB12はすべての細胞にとって不可欠で、なかでも赤血球を作るためにはなくてはなりません。

赤血球は、血の主要な構成物のひとつで酸素や栄養を運ぶ役割をしています。1立方㎜の血液のなかに男性は450~500万個、女子なら400~500万個も含まれており、健康維持には欠かせない成分です。

ビタミンB12が不足すると、赤血球の数が不足したり形が崩れたりします。そうなると私たちの体に酸素や栄養が行渡らなくなり、体調に異変が生じます。それが貧血状態です。ちなみに、ビタミンB12の不足により起こる貧血を「巨石芽球性貧血」といいます。

赤血球に含まれるヘモグロビンはジョガーにとって命綱ともいえる存在です。ジョギングに限らず、有酸素運動にとって酸素は大切なエネルギー源です。ヘモグロビンはその酸素を運ぶ主力選手なのです。

赤血球に異常が出れば、当然ヘモグロビンは正常に働きません。すると、酸素が域度とかなくなった体からは元気がなくなり、少し動いただけでもすぐに息切れがしてしまうようになります。私の記録が低下したのも、体に酸素が行き届かなくなったことが原因だったのです。

つまり、ジョガーにとって怖いのは、ビタミンB12が足りないことによって引き起こされる「赤血球の減少→ヘモグロビンの不足→酸素の不行き届き」という悪循環なのです。貧血とビタミンB12についてのきちんとした知識を身につけ、この悪循環を未然に防ぎましょう。



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